本の力 松下幸之助 不世出の事業家も本で学べる

公開日: : 最終更新日:2017/02/09 未分類

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祈りをささげる松下幸之助 多くの経営者に影響を与えた

多くの著作を残しているので、その考え方にも触れることができる。

特に氏の人生後半になるほど多くの著作を出しており、経営の枠を越えて

人間観、社会観から政治の事、国のあるべき形とは広範囲の著作を残した。

特に「人間を考えるー新しい人間観の提唱」は自分はこれを言いたかった。自分の考えは

これに尽きるといい、渾身の著書であると語った。

ベストセラーになったのは、「道をひらく」という本です。

道を開く

ここにも、人生での含みある言葉を沢山のこしており、

雨が降れば傘をさすのと同じく、雨が降りそうなら傘を用意しなくてはならない。

事業で言えば傘は、資金、人、そして改善である。

とか沢山の言葉を残しています。そして事業で大事なものは?という問いに

対しては、まず、「祈ること」といっています。そして次に志であり想いが大事と。

二階へのはしごを例に挙げています

なんとしても二階へ上がりたい。どうしても二階へ上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段をつくり上げる。
上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、決してハシゴは生まれない。

如何に人の熱意、創意が大事か?「出来ない」からスタートしていたら、飛行機も、電話も、 テレビも出来ていなかったでしょう。
どうすればできるか?から考える事が大きな結果を生む。仕事も良くある会話で「これ出来る?」 「いや出来ない」 
という会話があるかもしれません。しかしそこを「どうすれば出来るか?」と考えていく。
これが大きな差になってくるという事だろうと思います。

松下翁は著書も沢山あります。
ご存知の方も多いと思いますが、少年時代から苦労を重ね、 実学から出てきた言葉にはやはり重みがあります。

そして事業では、自分ばかりの話ではく社会が喜んでくれるものになっているか?

そろばんはじくのも大事だが、収益と社会性。これが伴わないと成らないといっています。

仕事ぶりでいっても、自分の最高をいつもこえろ!と部下に叱咤激励していたそうです。

非常にシゴトには厳しい面をもっており、ほとんどの部下は松下幸之助の前にいくと

まともに話も出来なかったくらい緊張したと後に部下の方が語っています。

そんな緊張感ある松下幸之助でしたが、松下電器の社是は「報恩感謝の精神」で

社会があるから我々の事業が成り立つ。社会は公器でそこにシゴトをさせていただいている。

それを常に忘れないように。と指導していたそうです。
言葉一つでも自分がどう受け止められるかで随分違います。出来ないはない、どうしたら出来るか?
「これをもっと突き詰めていきたい!」そんな想いを改めて肝に銘じ進んでいきたいと思います。

 

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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