日本人の自己評価~不世出の横綱 双葉山の言葉
公開日:
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最終更新日:2017/02/07
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不世出の横綱といわれる双葉山
日本人は自己評価が世界でもっとも低いといわれます。
アメリカ、中国、韓国などと比べても極端な位低い数字が現れます。
みなさんの周りでも、凄いな~とおもって本人に伝えても
「まだまだ駄目だよ」とか「そんなことないよ」という方もきっといると思います。
まだまだ駄目だよ・・という方はどこから見てそのようにいうのでしょうか?
何と比較しているのか?ライバルか理想像か、更に高いものか・・
不世出の横綱といわれた双葉山という力士がいます。
大相撲の連勝記録69連勝をした方で有名ですよね。
彼が70連勝を賭けそこでは敗れたわけですが、
「イマダモッケイタリエズ(未だ木鶏たりえず)」
とまだまだ自分には無敵といわれる木鶏にはなってない。といったわけです。
いまだ破られていない大記録をつくっていたにも関わらず。
実際その後福岡県で27日間にも及ぶ瀧行をおこなうなど、最後まで求道者的姿勢で あった。
私は日本の八百万の思想という、万物に命宿る。ということや志が高く、その基準から自分を見るので、
まだ、何もできていないと思うのではないとおもう。
大いなる想いがあり、有限な肉体を持つ自分のできることの小ささにまだまだという。
傍から見れはもの凄い方でも「まだまだ」ということは多く、そして聞いている方もおかしいと思わない。
これが、日本人の自己肯定感が低い「正体」かもしれません。崇高なところから見てまだまだ・・・という。
それは、日本人の志の高さから来ているかもしれない。
それはどのような志でしょうか?
人としての極み、道を極めようとしている方はどの地点が頂点なのでしょうか?
ある人は一個人だけでは達成することのできないような志であるかも知れません。
日本人の自己評価の低さ、それは謙虚なだけではなく、
途方も無い「志」や「頂点」それから「崇高」なものから
今の自分をみているからかも知れません。
最近は何でもポジティブということも言われますが、果たしてそれが最善なのか・・・
あるままに受け入れる対処できることが最も最善ではないかと思いますが
皆さんいかがですか?

石川博信

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