月読命 古事記ではあまり出てこないが影の力の象徴かもしれない
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最終更新日:2017/06/11
日々徒然草
夜を照らす月 日本神話では月読命が納めているとされています。
月読命は、月の神様で 三貴神の一柱といわれています。
アマテラス、月読命、スサノオの順番で生まれたとされていますが、定かではないと思う。
ま、それはおいといて、月と太陽の関係(天照は太陽神)でいえば一対かと見えますけど
この神様は、ほとんど記述がなく、実際のところは不明なところがおおいが、
月って実はとても影響力が大きい。
月の力では引力がある。
特に満月の日に、出生率が上がったり出血量が増えるのは月の引力に影響されているとされています。
海の潮の満ち引き。
これは、有名ですね、月が海に影響を与えているということでしょうね。
俗説かもしれませんが・・・
満月のときには、交通事故が多いといわれているそうです
(これはしっかりした根拠はありませんが)
幾つか例をだしましたけど、
太陽の影響とは又違ってますが、やはり大きな影響力があるということには
違いはないでしょう。
で、この月読命
月の神様ということですが、その影響力は天照の太陽と同じように大きな
影響範囲があります。
*神話ではスサノオは海を治めることになっていますので、直接大地を納めるという
ことは神話上ではなかったみたいです。
日本書記では、「夜の食国」や「潮の八百重」とかやはりとても広範囲です。
このあたりは色々な解釈がありますが、
伊勢神宮では、月夜見宮で祭られていますが、小さな社で外宮へ食物を届ける
役割があるそうです。
食事を届けれられた外宮ではそこから内宮の天照へ食事を与えるという流れになっています。
個人的には、食事を与える、外宮の豊受大神や月読命のほうが天照より上位神の感じがします。
理由は、食事は一般的に親が子に創るってことだと思うんですね。
月読命が材料を運び、それを豊受大神が与えるというのは親そのものではないかと感じだりします。
ま、それはいいとして月読命です。
実は凄い神様ではないか
おかげ様ということばがある。
このおかげこそ、月読を象徴しているのではないかと勝手に妄想しています。
夜の静かな時間に人知れず、世を照らしながらしかも、影響力は色々なところにある。
古事記、日本書記という日本の歴史書でもあまり登場してこない。
だからこそ、凄いのではないかと思う。
月読命は、人知れずずっと夜の世界を照らしている。
言い換えば、様々な恩恵ともいえるかもしれない。
今の位置、場所、境遇など本当は感謝するべきこと
それは
おかげさまって大事
それがもしかしたら月読命なのかなと思いました。
日頃見えない様々なものへの感謝って大事ですね


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