松下幸之助の大切にした神様は根源様

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根源の社で祈りを捧げる 松下幸之助

事業の際には

宇宙の根源から見て

社会に役立つ内容になっているかということを

自問自答し続けた。

常に宇宙の根源から判断するというのは

凄いことだ。

 

根源様というのは松下幸之助がつけた

神様の名前だそうだ。

万物を生成発展させている、宇宙の根源的な力

それを、根源様とした。

 

最近松下幸之助の話で

どうしてここまで成功できたのか?

という質問があり、

それについての回答があった。

「一つは、学校へ行けなかったこと。

二つ目は、貧しかったこと。

三つ目は、体が弱かったこと」

を挙げている。

しかし、それらを悲観的に捉えるのでは

なくむしろ、バネにして成長させたと言える。

学校へ行けなかったから、

自分で社会必要なことを本を読んだり

人に会って学ぶことができた。

貧しかったから

お金を大事に仕事をしようとした。

体が弱かったから

人を育てていこうと思った。

それ位しか成功した原因は思いつかない。

人からはどう見えるか分からないが

自分では

まあ、八勝七敗と言うところだ。

随分と失敗もしたと思っている。

この中で特に難しかったと

思うのはやはり

人を育てるということだ。

一番時間もかかるし

労力も手間もかかる。

例えば、一つのことをやろうと

しても人それぞれ考えもやり方も違う。

受け取り方も違う。

もちろん経営者と同じように考えられて

実行できることもない。

随分ここは悩み、考えた。

そして

一番大事なことはやはり

何故、この仕事をしているのか

この仕事はどのように社会に役立っているのか

そして何処へ向かっていこうとしているのか

という

会社の理念であるということだ。

これを自分はもちろん周知徹底するには

時間も労力もかかった。

しかし、やっただけのことはあった。

何故なら

この理念に沿っていっていれば

大きな価値観の共有もでき

当然そこからの行動方針というものも

おのずと導かれるからだ。

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当初は何故こんなにもバラバラで

動くものかと思ったこともあったが

その要因は理念が浸透せず

それぞれが自分勝手に仕事をしていた

わけだ。

それでは行き詰る。

理念の浸透には時間もかかったが

これをしっかり持てることで

企業は格段に強くなる。

人も育っていく。

人が育たないということは本来ないもので

必ず育っているのであるが

その育つスピードや

育ち方は、仕組みをどれだけ

造れているかにかかっている。

つまり、

仕組みがあれば育つし

なければ育たない。

そしてその仕組みを創るのは

会社でいえばトップの役割である。

勝手には人は中々育たず

こういう人財へという思いから

計画を練り

実践していくほかない。

そして必ず、成果がでる物も落伍者も

出てくる。

落伍者には猶予を与える。

得てして落伍者はなぜ落伍者になったか

ということだが

能力が劣っているわけではない。

ではなにが劣っているのか

それは

情熱でありやる気である。

その気持ちに火をつけるのは

たやすいことではない。

しかし、成果がでるものはほっておいても

成果が出る。

そうでないものを如何に

やる気を出すことが出来るかというのが

会社の命題になってくる。

つまり、やる気のないものでも

如何にしてやる気になるか

という課題について

取り組むのである。

これを何度も繰り返していくうちに

段々と人の成長度合いも

組織としての強さも

出てくるのである。

人を成長させよう

と考えるのであれば

まず

どのような人財になる必要があるか

そのためにどのような対策が必要か

そして大切なことはいつまでにという期限である。

人が育つというのは

その人のもっている力を最大限活かす方法である。

これができれば企業は大きな繁栄をするであろう。

いかがでしたでしょうか?

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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