円安で日本が勝つ時代
公開日:
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最終更新日:2023/09/15
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日本が勝つ時代
なんでそんなことを考えるのか。
今、世界的にインフレが進んでいますね。
アメリカでは、ちょっとしたランチをとるのも4.500円かかるとか。
アルバイトでも賃金が時給2000円は当たり前で3000円とは普通にある。
物価が上昇したり、
それに伴って賃金も上昇している。
賃金上昇それ自体はよいと思いますが、やはり物価高が
響いています。
日本での報道をみていると、
まるで日本がダメなようなメディアや経済に知見がある方が多い気がします。
一方で、
日本に魅力を感じる方は多くいます。
コロナ前では、訪日外国人で日本はにぎわっていましたね。
今回は、円安という背景もあり、
それ以上に賑わいそうですね。
少し考えてみると、
商品が良くて、安い。
こういう条件が整っていれば、売れる可能性はとても高いと思います。
日本の工業製品(原材料で輸入分は少し割高にはなる)の品質は高く、
それが安い。
少し前の中国は、
やはり、安い、そして品質もある程度ある。
これで世界中のマーケットに出ていました。
日本には、工業製品もさることながら、
観光や食という強いものがありますね。
私自身は、
この円安から、日本が再び世界の中で経済的にもトップクラスに
なるチャンスであり、またそういう流れになっていると思います。
観光としても、食を楽しむにしても、文化を楽しむとしても
歴史が深く、安全で、しかも円安で安く済むということであれば、
人気にならない理由がむしろないでしょう。
日本のもつポテンシャルは凄いと思うのです。
ただ、今回は以前の高度成長時代とは違い、
食や、観光などが中心に文化的なものが
経済を牽引する流れになりそうです。
以前、あるスポーツ選手が
日本のラーメンは安い。一杯2000円くらいでも良いと思うという
発言をして注目されましたが、
ラーメン屋さんからすると、大きなお世話で、
安い値段でもおいしくてお客様が喜んでいて、
経営も成り立っているから良いのだ。
という話もあり、なるほどと思いました。
同じような話は、お酒でもあります。
アジア圏を中心に日本酒は人気が出てきています。
しかし、日本の価格の3倍から5倍まで値段がつけられています。
そこで、日本酒ジャーナリストの方が、
酒蔵さんへそのことを伝えて、
日本でももっと高くても良いのではないでしょうかというと、
先ほどのラーメン屋さんと同じような答えでした。
関心したのは、
お客さんを大事にしているということ。
もちろ値上げしても買ってくれれば良いかもしれませんが、
今の値段で十分仕事としてできているので、
いたずらに値上げしようと考えていないということでした。
なにか、商道徳の高さを感じられました。
ともあれ、
日本でしか、体験できない、食べれない。
日本の高品質なものが安く購入できる。
これは、十分に伸びる理由があると思いますが、
いかがでしょうか。
これから日本がどんどん沈むのではなくて、
どんどん伸びていくと考えた所存です。
まとめると
輸出競争力の向上: 円安は、日本の輸出企業にとって有利です。
円が低い価値を持つことで、日本の製品やサービスが
他国の市場で価格競争力を維持しやすくなります。
これにより、輸出が増加し、企業の収益が向上する可能性があります。
観光産業の刺激: 円安は、外国からの観光客にとって魅力的な要因となります。
外国からの観光客は、円安の影響で日本での旅行が費用対効果の高い選択となり、
観光業界に収益をもたらすことが期待されます。
外国からの直接投資の増加: 円安は、外国からの直接投資を引き寄せやすくする可能性があります。
外国企業は、低い為替レートにより、日本での事業展開がコスト効率的で魅力的になるでしょう。
インフレの刺激: 円安は、輸入品の価格を押し上げる可能性があります。
これは、日本国内での物価上昇を刺激し、デフレを打破する一因となるかもしれません。
財政赤字の削減: 円安により、輸出が増加し、外貨収入が増える可能性があります。
これにより、国の財政赤字の削減が支援される可能性があります。
ただし、円安にはいくつかの潜在的なリスクも存在します。
例えば、原材料価格の上昇や海外でのリスクが増加する可能性があるため、
バランスの取れたアプローチが重要です。また、円安が過度に進行すると、
日本国内での物価上昇や生活コストの上昇が懸念されます。
政府や企業は、円安の影響を適切に管理し、経済の安定性を確保する必要があります。
なので、円安で輸入品の価格は上昇はありますが、
全体としては良い傾向と思うのですがいかがでしょうか。
石川博信
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