自伝を書く場合のポイント 

公開日: : 最終更新日:2017/03/26 日々徒然草, 未分類

自伝と自叙伝はちょっとニュアンスが違います。

自伝をまとめて本にしたいという場合は自叙伝か自伝にするか?

最初に考えても良いかもしれないですね。

自叙伝はカンタンにいうと、その人の人生の中で、ある時期、ある部分のトピックス

を引き出させる形の自伝とも言えます。

自伝は文字どうり幼少期から今までをつづるというイメージになりますね。

実は誰しも自叙伝にも自伝にもなりますが、どちらがいいかはご自身でも考える必要がありますね

 

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スティーブジョブス 個性が際立つ事業家だった

自伝は自分の眼から見た自分の生涯や経験や価値観を綴ったものといえるでしょう。

回想録というのは、ある事項や出来事に焦点を当ててかまとめるものですね。

なので、純粋に自伝なのか?どうなのか?考えておく必要がありますね、どれがふさわしいか?

また他者の眼からみたものが伝記と成るわけですね。

で、

自伝を本で書く場合のポイント

自分を客観的に見る

例えば自分が小説だったとしたとしましょう。そこで自分が小説の主人公だったら・・とか

自分は脇役でだれか、主役を別にたてて自分を引き出させるという方法もありますね。

多くの場合は自分が主人公ということでかかれることが多いと思いますが

その場合は、自分が主人公と考えてみてその作品が面白いか、例えば自伝はそんなに売れなくても

いい、ただ、子孫や周りの人に知ってもらいたいからだ。そうしたとしてもここは大事なことで

自分が主人公としたら、当然主人公を引き出せるエピソードとか脇役なども必要になってきますよね。

英雄像ってありますよね?

日本の英雄はどちらかというと、挫折や失敗など通じてヒーローになる。とても庶民的な感じがありますし

親しみもある。

西洋の英雄はどちらかというとスーパーマンのような感じで、完璧でとても自分には及ばないという方

ばかりです。スーパーマンしかり、スパイダーマンしかり。スパイダーマンとかどう考えても

スパイダーマン以外はできないだろうという芸当ばかりです。

で、自伝の場合は自分が主人公になるわけですから、例えば優秀な方であっても苦悩や挫折感のエピソードって

きっとあると思うのですね、そのようなエピソードがあって最後はこうなったとかの方が親しみを覚えやすい。

自伝での自慢は程ほどに

自伝を書くくらいですがらなんらかしら誇れることとかあると思いますけど、自慢できることほど、他人から見たら

鼻につく。つまり読んでいて楽しいものでないってことなんですね。ここ大事なのでよく抑えたいことです。

ただ、自慢できることって本とは凄いことなんですね。

で、自慢の箇所については「コメント」という形が理想的です。自慢話は聞いていても読んでいても面白くないし

鼻につく。そこで、その自慢の箇所は

コメントとして他者から貰う

例えば家族からとか、知人友人からとか・・

自慢話って自分がいうと鼻についても、他人がいっていると素直に聞けるってことありますよね。

それを狙っていってみよう、ということなんですね。

導入部、最初の序章に気を配ろう

この自伝で何を誰に伝えたいのか?これはマーケティングでも言われることですが

誰宛に書いている自伝なのか?例えば自分の孫なのか?息子なのか?娘なのか?

ここを明らかにすることは重要なことです。

そこから導入部イントロダクションでは、大きな枠でどんなストーリーなのか?

分かるように心がけるといいと思うのですね。

実は人の経験って凄く尊くて誰しも物語にもなれば、小説や映画になってもおかしてない位

人の人生って凄いものだと思うのですね

自分を客観的に見て、読者は誰かを明確にして、進めることが大事なことと思います。

自伝を本で書く場合のポイント

でした。

自伝を書きたい!回想録を書いてみたい!でもどうすれば・・・という方は

御気軽にご相談くださいね

 

 

 

 

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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