聖徳太子 17条憲法 和を持って尊しとなす
公開日:
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最終更新日:2017/01/31
社会
聖徳太子 日本の偉人の1人です
もう週末ですね。私は志事です。今日は、素晴らしい志をもった社長さんと志の共有を行いました。
夏前には、共創事業として行えるのではないと今から楽しみです。
17条憲法はご存知だと思います。特に第一条の「和を以って貴しとなす」は他の憲法は知らなくても
これだけなら知っているという方が多いと思います。
ちなみに原文は
一曰。以和為貴。無忤為宗。人皆有黨。亦少達者。是以或不順君父。乍違于隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理自通。何事不成。
和をもっと貴しとする。いさかいをおこさぬことを旨とすること。人はグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。それだから、君主や父親のいうことにしたがわなかったり、近隣の人たちともうまくいかない。しかし上の者も下の者も協調・親睦(しんぼく)の気持ちをもって論議するなら、おのずからものごとの道理にかない、どんなことも成就(じょうじゅ)するものだ。
ここから、2条~17条までありますが、
その中で最後の17条ですが
原文は
十七曰。夫事不可独断。必與衆宜論。少事是輕。不可必衆。唯逮論大事。若疑有失。故與衆相辨。辞則得理。
ものごとはひとりで判断してはいけない。かならずみんなで論議して判断しなさい。ささいなことは、かならずしもみんなで論議しなくてもよい。ただ重大な事柄を論議するときは、判断をあやまることもあるかもしれない。そのときみんなで検討すれば、道理にかなう結論がえられる。
衆知を集めるというところがポイント。
言い換えれば、衆知の話を聴くということ、そしてそのほうがいい結果がでるだろう、ということです。
実際に仕事の中で、即断しなければいけないところもあるし、自分で判断しなければいけない場面も出てくる。
三人集まれば文殊の知恵ともいいますね。違う見方をすれば、三人集まらないと文殊の知恵に及ばないということにもなります。
衆知を集めることの大切さを説いていますが、皆さんいかがでしょうか?私も志事をする中でどちらの場面にも出会います。
意見を聞くときもあれば、自分で即断することもある。
ただ、意見を聞けるときにはなるべくするということを心がけると良いのではないかと思います。
それではよい週末を。
石川博信
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