電子書籍は広がるか? 温故知新から見る。

公開日: : 最終更新日:2017/02/07 未分類

IMG_2662

酒蔵見学のときの写真

先日千葉県の酒フェスティバルにいってきたけど、凄く楽しかったんですね。

まず自分自身でいうと普段はビールや焼酎でたまにワイン。そこに日本酒が来ることは

なかったんですが、改めて日本酒はいいな~と思いましたね。

もちろん、純粋に楽しむ意味でもです。

日本酒も昔からありますが何か新しいものとの組み合わせが必要な時期ではないかな・・と

思ったわけですが、海外でも非常に評判がいい。もう一つ需要を生み出すのは

何かと組み合わせることが必要なのかと思います。

 

電子書籍はどうでしょうか?

m_o0500039010911164936

うちでも電子書籍のシステムを開発しているわけだけど、一つ電子書籍で思ったことは

昔から本はあった。そこにIT・WEBの技術を入れて本というものを新しい形(電子書籍)として

スタートはしているものの、まだまだというのは現状だと思う。

僕達はこの電子書籍というのは新しい本の形というか仕組みになると考えてます。

昔からあるというのは、お酒でも、本でも同じですけどね。

というのは人類がずっと読み親しんできた本。最近ではネットにおされて絶版になったり

売上げでも、年々縮小傾向が市場全体でも続いている。

例えば、印税 本による売上げですね。

これも、今までは著者があって出版社があって取り次ぎや問屋とか色々なルートがあって

販売させる。で、著者には10パーセント前後の印税というのがある意味決まっている形だった。

電子書籍では、例えば高名な著者が電子書籍でしか販売しないとか(例えば、村上龍さんとかね)

したらどうなるかというと、多少の経費はあるにしても

取次とか中間業者もいなくて、印税が70~80%になってしまうことも十分ありえる話です。

実際イギリスやアメリカでは、そのような著者が沢山表れてきています。

そんなを商流の革命を電子書籍は出来る

またそれだけではなくて電子ならではの強みで、例えば音楽を入れたり動画を組み込んだり

更には読み上げも出来る。

また、例えば商品を買ったりレストランの紹介であればそこから予約もできる。

こんなことが可能なわけですね。

紙媒体ではできないことも電子書籍になることで出来ることが幅広くなってくる、というか

今までの本とは違う使い道がでてくるということです。

更に、、配信する側からすればスマホやタブレットの普及で言葉の問題はあるにしても

世界へ発信することがカンタンにできる。

今まで国内でしか発売していなかった本が世界へ一気に配信できるようになるということ。

これって凄いですよね。

僕は個人的には、紙媒体の本も新聞もそして電子書籍も全て読むし使っています。

一つ思うのは、スマホのデバイスではなくてもっと読みやすい、デバイスも必要かなって思います。

例えば紙媒体の本って読んでると何処まで読んでいて、あとどれ位読んだら終わるのかって直感的に分かる。

奥行きとか、ページをめくっている奥行きとかが直感的に分かるといいな~って思います。

酒蔵の写真では、お酒という昔からある商品にもきっとイノベーションが必要だろうと思い写真に載せましたが

これはうちで電子書籍を活用して日本のお酒を紹介していこうと考えています。

そこでその魅力を国内外へPRしていこうと思っていて紹介する電子書籍雑誌からそのままお酒を買える仕組みに

しようと思っているんですね。

でも、それはPRの方法の1部を変えただけでもっと価値の訴求ができるか・・と思います。

まだアイデアは残念だけどないですけどね。

本も、お酒も昔からあるもので共に市場の縮小傾向があるという点では共通しています。

それで、今必要なことは

何かと何かを組み合わせることで新しい価値を生み出す

こんなことが求められてるのかと思う。

温故知新、歴史のあるものを別の組み合わせで新しい価値を創っていく。これが求められていますね。

そして仕事においても収益もさることながら。収益をどう活していくか?更に社会へ貢献できる仕組みというのも

これから一層求められると思う。

僕たちがこれから手掛ける電子書籍事業では最初から収益を更に再分配して社会的事業へ支援することを決めている。

従来では考えられなかったことだけど、この事業によって何を社会へ提供するか?考えたときに上記の考えが出てきて

そのように決めたんですね。先輩事業家からも何でそんなことを・・といわれたりしたこともあるけど、

僕はそれが大事なことだと思っているから、自分達が頑張ればどれだけ社会へ貢献できるか?これも社内でも良く共有して

進めていこうと思っている。

そしてやがて、企業はどれだけ売上げを上げられるか、という指標ではなく、どれだけ社会へ貢献しているか?

社員が誇りを持って仕事できるか?顧客から支持されていくるか?そんなことが価値に成ってくるし、

きっとそんな志事の仕方に多くの企業がなってくれば間違いなく良い社会へ進んでいく。

今はまだまだかもしれないけど、志をもって進めていこうと思う。

 

 

The following two tabs change content below.
石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
・会社のホームページはこちら
・本を使ってビジネスを拡げたい・世界へ発信したい方はこちら
・本を出版したい、相談したい方はこちら
・今ある本やカタログの電子書籍化をしたい方はこちら
・フェイスブックはこちらから
・ツイッターはこちらから
・一社コミュニティービルダーはこちら
石川博信

最新記事 by 石川博信 (全て見る)

セミナー・研修情報 
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。

時流を捉え、原点を見直し、未来を創る 進化道場バナー600
出版物を電子書籍化・再版で販売してみませんか? 電子化

●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから

●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます

友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

関連記事

ntengokukotoba2

言葉の力

2015/07/27 |

いい言葉を使うこと良いことがある。 高名な実業家斉藤一人さんの言葉です。 言葉の...

記事を読む

touyama_01

中村天風と頭山満

2018/10/20 |

東洋の巨人といわれた頭山満 中村天風の師でもあった。 中村天風という哲人を説明するときにはやは...

記事を読む

古事記は兵法書 The Kojiki is a book on

2022/04/08 |

皆さんこんにちは。 English is after Japanese. 今日は日本...

記事を読む

img_9659

忌部氏が千葉にやってきた

2023/11/08 |

忌部氏の天日鷲神(あめのひわしのかみ) 徳島から安房(千葉県)にやってきた。 阿波忌...

記事を読む

JUバナー

  • コラムライター 募集
  • 人財力チーム力向上セミナー
  • 歴史観研究会
  • 日本と世界の架け橋EBOOKプロジェクツ
  • オモイカネプロジェクツ 本の力で経世済民
  • 出版の相談・本の販促
  • Japanese Style: Exquisite Problem Solving Wisdom
  • 著書:日本の偉人の仕事術(日・英併記)
  • LE SOLEIL SE LEVE A L’EST DE L’OBSCURITE A LA LUMIERE: COMPETENCES ET TALENTS DES PERSONNALITES QUI ONT FAIT LE JAPON (French Edition)
  • Para hacer negocios
Los Secretos del Éxito de los Grandes Japoneses
Conocer el parte de las hazañas: ¿Si usted fuera ellos, que haría? (Spanish Edition)
  • THE REAL RICH LIFE: Unlock the Secrets of Relationships
  • 子供たちに伝えておきたい日本のこと
  • 改訂版 とっておきの見込み客発掘法 アマゾンで発売中
  • 山元ビジネス塾 ビジネス発展で自分も日本も元気に
  • 障害者アートプロジェクツ
PAGE TOP ↑